君の全てを愛してくれる人が
 きっとこの世界の 何処かに居るよ



My prayer


『あの頃が一番 幸せだった』なんて

君は僕の隣で 悲しく笑っていた

『戻る事が出来たらいいのに』なんて

君は僕の前で 道の石コロ 蹴飛ばした



僕はそんな君に

微笑を返してあげる事しか出来なかったけど

時間を巻き戻す事なんて 出来ないって

君だからこそ知っていると 分かっていたよ



君の生き方は とても悲しいけれど

でも 思い出して

ヒトって 何時までも 孤独な訳じゃないんだよ

きっと何処かに 温もりを分けてくれる人が居るんだ

そんな人が 君の前に現れてくれますように

君が泣かなくて済むのなら 僕はそう

何時までも 祈っているよ




この声が 届かなくてもいいんだ

この思いも 願いも 伝わらなくていい

僕と君の距離は 随分遠いから

それでも君が 雁字搦めの呪縛から 解き放たれるなら

『君に幸あれ』と 青く澄んだ 大空へと叫ぶ




君の往く路は とても険しいけれど

でも 見つめ直して

ヒトって 何時までも 孤独な訳じゃないんだよ

きっと何処かに 君の手を引いてくれる人が居るんだ

そんな人が 君の隣に立ってくれますように

君が立ち止まらなくて済むのなら 僕はそう

何時までも 祈っているよ



ほら 君が誰かと手を繋いで 笑っている姿が見える

もう 一人じゃないよ
To R.J.L,
This poetry is dedicated to the character that I love most...